ショート動画で商品を売る方法①

ショート動画で商品を売る方法①

これから4回にわたって、

売れるショート動画の作り方

についてお話をしていきたいと思います!


今回は、その第1回目!

ショート動画の基礎的な部分からお伝えしていきます!


《ショート動画とは?》

そもそも、ショート動画とは何なのか?


“ショート動画大学”という名前もついていますから、

もう一度改めて、ショート動画の特徴から振り返っていこうと思います!


ショートが熱い!リールやTikTokが熱い!と言われていますが、

どうして熱いのか?というところを、しっかり理解しておかないと

この先の話がなかなか入っていかないかなと思いますので

一旦、クリアにしていきましょう!!

 

《ショート動画の特徴》

 

まず、ショート動画の最大の特徴といえば

  • 商品や案件をサクッと紹介できること。
  • 視聴者の「なんか良さそう!」という感情を生み出せること。

これが、ショート動画の良さでもありますよね!


逆に、

購入までにしっかり吟味しなければいけない

  • 高額商品
  • 複数の選択肢があるもの

などは、ショート動画に向かないため

ショート動画だけで成果を出すのは 

難しいのかなと思っています。 


つまり、ショート動画は、

【きっかけ作りに適している媒体】

と言っても過言ではない。

これが、ショート動画の特徴です。


《ショート動画では商品が売れない?》

YouTubeは商品が売れやすいと言われています。

YouTuberで商品が売れないという話はあまり聞きません。


しかし、InstagramやTikTokなど

ショート動画でフォロワー数を伸ばした人たちからは、

なかなか商品が売りにくい、売れないという話ををよく聞きます。


これはどうしてでしょうか?


ここには

  • 目的ユーザー
  • ON目的ユーザー

という2つの考え方があります。

 

【解説】目的ユーザー_YouTube(長尺動画)

YouTubeの長尺動画を、

みなさんはどういった場面で使いますか?


例えばあなたが、

「ショート動画の編集をやりたいな!」

「CapCatの編集方法が知りたい!」

となった場合、YouTubeで

『CapCat 編集方法』

などと検索して調べますよね?


YouTubeは、

既に悩みを抱えている人が

その悩みを解決するために検索をして、

悩みや問題を解決するために動画を視聴します。


つまり、目的を持ったユーザーが

見たい動画を探して見るという状況になります。 


ですので、

どんなに動画の尺が長かったとしても、

目的が解決されるということが

明確であれば、最後まで視聴されます。

これがYouTubeの特徴です。


そこでしっかり権威性が発揮されたり、

ユーザーの悩みを解消できれば、

ユーザーからの信頼を得ることができ、

商品やサービスの購入に繋がるわけです。

 

【解説】NO目的ユーザー_TikTok・Instagram(ショート動画)


一方で、TikTokやInstagramの

ショート動画はどうでしょうか?


ショート動画は基本的に、

おすすめ欄を見ますよね?


例えばTikTokを開くと、

おすすめ欄からのスタートになります。


Instagramでも、

新しい動画との出会いは発見欄やリールの欄です。


つまり、

ショート動画に関しては

レコメンド機能が主体になっているので、

ほとんどの場合、

目的を持ってないユーザーが

視聴することになります。 


たまたま出会うということはありますが、

自分から検索をしてまで

出会いに行っているのではありません。


そのため、

2〜3秒で離脱されてしまうこともあります。


また、ユーザー自身が

自分の悩みに気が付いてない状態で

視聴していることが多いです。


動画を視聴することで自分の悩みに気付き、

比較検討の末に購入するという流れになります。


この一連の流れを、ショート動画の

たった30秒程度の時間で伝えきるのは

ほぼ不可能に近いのです。


ですので、比較検討をしたり

深く吟味する必要がある商品やサービスは、

なかなかショート動画で売ることが

難しいというわけです。


 

《ショート動画で商品を売るには?》

僕はこれまでにサロン生を始めとする

多くの方のショート動画を視聴し、分析してきました。


どの動画から何が何件売れたのか?

細かいところまで調べてさせていただき、

ショート動画で売れるもの・売れないものというのを

ある程度リストアップしました!


その情報を元に、ショート動画で

商品を売るにはどうしたらいいのか?

ここから解説していきます!!

【ショート動画で売れるものの条件】

1.紹介する商品の単価が安いこと

具体的にいくらだったら

単価が安いと言えるのか?

商品自体の単価は、

当然低ければ低いほど売れやすいです。

目安としては、

5,000円未満が適正かなと思います。


ショート動画はきっかけを作ったり、

「なんか良さそう!なんか欲しいな!」

という感情を作り出すのが得意な媒体です。


ですので、単価は安ければ安いほど良い。


逆に、商品単価が高いものは、

商品の魅力をしっかり伝えた上で

購入に繋がるため、売りにくいというわけです。


2.成果地点が浅いこと

アフィリエイトで商品を売ったり

紹介するとなると、成果地点というものが存在します。


案件が特定の商品であれば、

商品が購入された時点で成果が発生します。

これはわかりやすいですよね。


一方で、

特定のサービスを紹介するとなると、

成果地点が案件によって異なってきます。


例えば、積立NISAの案件。

積立NISAの場合は、

口座開設が成果地点になります。


しかし、

口座開設を完了するまでには

多くのプロセスを踏む必要があります。

  • 申し込み
  •  個人情報の入力
  • マイナンバーカード作成

など。


事前にいろんなプロセスを踏んで、

口座開設可否の審査が終わったあと、

実際に口座開設できた時点で初めて成果が発生します。


これはショート動画には向いてないですよね。


先ほどもお伝えした通り、

30秒という短い時間の中で

これらの情報を

全て伝えきるのは難しいことです。


では、

成果地点が浅いとは、

どのような案件のことを言うのでしょうか?


例えば、以下のようなものが挙げられます。



このような案件は、成果地点が浅いと言えます。

ショート動画との相性がすごくいいですね!

 

3.内容が難しくないもの

何度も言いますが、

サクっと良さを伝えるのに

向いているのがショート動画です。


当然、商品の内容を理解するのが

難しすぎる商品には向きません。


例えば、金融商品。

「 利回りが〇%」だとか

「レバレッジがこれくらい」など、

難しい言葉がたくさん出てくるような

商品やサービスは向いていないと言えます。


美容系の商品においても、

「この成分が◯%入っていて、

他の商品に比べるとこれくらい違うよ!」

と言われたところで

正直、視聴者には伝わりません。


ですので、内容が難しすぎる場合は、

こちら側がわかりやすく例えを使ったりして

解説してあげる必要があります。


基本的に、

そういった解説の必要がないものが

ショート動画には向いています。

 

4.効果があることへの保証

これはショート動画に限らず、

商品を売る上での本質です。

商品を使用することで得られる

効果を保証するということ。


 明確に、

「この商品で、あなたの今の悩みが解決されますよ!」

「こんな風に未来が良くなりますよ!」

という見せ方が大事になります。


人が商品を購入するときには、

大きくわけて2種類の理由が存在します。

それが以下の2つです。

(1)悩みを解決するため

悩みを解決するためという理由であれば、

効果があることへの保証はつけやすいですよね。

(2)贅沢のため

一方で、贅沢のためとなると、、?


実際あったら暮らしが豊かになるかもしれないけれど、

基本的になくてもいいもの。

いわゆる嗜好品と言われるものを売りたいと思った場合。


明確に「悩みが解決されます!」

という未来が出せなくてもいいですが、

「その商品を購入することによって

自分の欲しい未来が得られる!」

という見せ方をしないと

商品を売るのは難しいでしょう。


例えば、

お香を売りたいなという場合。


お香は、生活する上でなくてもいいものです。

それを売るには、

「この空間に欲しいな〜!」とか、

「こういう風になるんだったらいいな〜!」

というような感情を生み出していく必要があります。


視聴者に、

「こんな未来になるなら買いたい!」

と思わせられるような見せ方を

意識してみてください!


以上、この4点が売れるショート動画の商品選定の条件になります。


《ショート動画で売れないものを売るには?》

一方で売れないものも当然あります。

簡単に言うと、

先程の売れる条件とは反対のものです。


【ショート動画で売れないもの】

1.単価が高いもの

商品単価が高いと

当然のことながら売れません。


金融商品や10万円超えの家具など

高価な城は単価の安いものに比べると

もっと深く教育していく必要があります。


例えば、

メリットデメリットを

しっかり説明するなどです。


まずは、

ショート動画に興味を持たせて、

別の媒体に誘導します。

公式LINEやブログなど、なんでもOKです。

 

別の媒体に誘導して、

ショート動画では伝えきれない情報を

しっかり教育をしていく事が大事になります。


そのための

動線をきちんと組んでいきましょう。


誘導が出来たら、

他の商品と比べてこの商品は何がいいのか?

しっかり教育していきます。


ドラム式洗濯機はわかりやすい例です。

「購入時の 単価は高額だけど、

1日あたりの使用頻度のコスパで考えたら

意外とお得じゃないですか?」

みたいな感じです。


このように、

商品単価が高いものは、

別の媒体に誘導して教育する

場所を作ることで売れやすくなります

 

2.成果地点が深い

即決できないような遠いところに

成果地点がある場合も

当然ながら商品がなかなか売れません。


例えば、旅行系の発信で

ホテルの宿泊予約が成果地点の

案件の場合を見ていきましょう。


【案件】ホテルの紹介

【成果地点】ホテルの宿泊予約

【報酬】予約料金の20%


予約するユーザー側の立場になって、一旦考えてみましょう。


 

旅行って1人で行くのもいいけど、

誰かと一緒に行くとなると

行く人を探したり日程調整をする手間が発生します。


悩んでいるうちに

「また今度にしよう!」と

離脱されてしまうんですね。


だからハードルがめちゃめちゃ高い! !


この場合、成果を発生させるためには

どうしたらいいでしょうか?


対処法の例をひとつ紹介します。

1.ホテル側に公式LINEを作成してもらってリストインする。

 ▶公式ラインを追加してもらったら成果が発生するという成果地点をまず1つ作ってもらいます。 

  (単価は300円とか500円とか低い単価でOK!)


2.公式LINEを追加したユーザーに対して定期的なリマインドやクーポンの配布。

 ▶ここから予約があった場合、予約料金の20%が成果となる。


こういった2段階の設定にしておくと、

成果地点が深いものでも

ショート動画から売上を取れるようになると思います!!


3.商品理解に時間がかかるもの

金融系の商品や保険系の商品など、

内容が複雑で理解するまでに

時間がかかってしまう案件ってありますよね。


これはやはり

ショート動画だけで

販売する事が難しいため、

ショート動画はあくまで

フックとして活用して

長尺動画に繋げていく

という方法が良いかと思います。


例えば、

案件について詳しく解説した

YouTubeの長尺動画を作成し、

事前にiステップを組んでおきましょう!


ショート動画の視聴者に向けて

DMやコメントを促し、

アクションを起こしてくれた視聴者に対して

YouTubeの長尺動画を共有できる

仕組みを作っておくということですね!


その長尺動画をしっかり

視聴してくれた人に対して、

最終的にアフィリエイト案件に

繋げていくというパターンです。


しっかり解説して理解・安心してもらってから

購入を促す流れというのがいいのかなと思います。



  • 商品の単価が高いもの
  • 成果地点が深いもの
  • 商品理解に時間がかかるもの

これらは、基本的にはアフィリエイトの

成果報酬の単価が高いです。 


逆に先程、ショート動画で売れやすいと

お話したものに関しては、

やはり単価が低くなってしまいます。


ですので、

単価が高い商品を売りたいというときには、

【ショート動画×〇〇】

のセットで提案していくことで

売り上げに繋がるのではないかと思います。


 

今回のお話は、ここまでになります。


案件の内容によって、

ショート動画の使い方を見極め

成果を発生させられるようにがんばっていきましょう!!

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