女性の美容系アカウントはとても多いです。
本当に多い。
なので、これから参入していくのは
かなりしんどいと思ってます。
《全体像》
まず全体的な市場の話。
〈アカウントのパターン〉
美容という中でも、
- コスメに振るパターン
- スキンケアに振るパターン
大きく2種類に分かれます。
コスメでは、韓国コスメも
最近流行ってきたかなっていうイメージです。
載せ方として多いのは、
いろんなコスメを紹介する系です。
新作やプチプラなど、新しいコスメが出たら
レビューをしていくような感じ。
コスメの分類分けで多いのが
- イエベブルべで分けるパターン
- 年齢層で分けるっていうパターン
このタイプ別に投稿していくという
パターンの人も多い印象です。
ただ、これはもう本当に飽和しているので
果たして本当にいいのか?
っていうところではあります。

アカウントが多い中で
伸ばしてく方法としては、
例えば顔出しができること。
なおかつビジュが良い方に関しては、
顔出し&ビジュで発信していけば、
全然、フォロワー数は伸びると思います。
ただ、
そのビジュが良いっていう中にも
SNS受けする顔とそうでない顔っていうのが
あるので、そこは見極めが難しいところです。
女性の美容系ジャンルは、
すごく飽和しているからこそ
伸ばしにくいジャンルでもあります。
レッドオーシャン・ブルーオーシャン
の考え方で行くと、女性の美容系ジャンルは
レッドオーシャンです。
ただ、
レッドオーシャンであるということは、
世の中的にものすごく
需要があるということです。
ブルーオーシャンに行って、
全く需要がなかった場合は
外す可能性があります。
一方でレッドオーシャンは、
フォロワー数こそ伸ばすのが
難しいかもしれないけど
伸ばすことさえできれば、
圧倒的に価値は高いです。

これが美容系の発信者が多くいる
由来かなと思います。
〈マネタイズ〉
マネタイズのパターンとしては、
主に3つです。
- アフィリエイト
- 固定費案件
- 自社商品
普通に美容系のアフィリエイトを
やってる人もいますが、
あまりいないイメージ。
どちらかというと固定費案件を
やられてる方が多い印象です。
美容系発信者の方々とお話しても、
毎月のように美容の案件が来ているようです。
案件の数に対する受け皿が足りていないため、
フォロワー数が少なくても
案件があるのが現状です。
コスメは世の中に無限に発売されているので、
とにかくSNSマーケを使って、
たくさんオーガニックの投稿を広めていきたい
と思っている企業がたくさんあります。
規模のデカいインフルエンサーだと、
投稿の費用がかさんでしまうので
1~2万人くらいのアカウントの方々に
紹介してもらうみたいなパターンが
すごく多いのかなと思っています。
また、自社商品を持つ方も
一定数はいらっしゃいます。
スキンケア用品やコスメを作っている方です。
ただ、ハードルは
めちゃくちゃ高いと思います。
YouTuberの方であれば、
一定数需要がありそうですが
インスタ・TikTokなどの
ショート動画で伸ばした方が
コスメを作って販売するっていうのは
かなり難しいかなって思います。
なので、
自社商品に関してのハードルは高いけど、
一定数やってる人はいるくらいの感覚で
見てもらえたらなと思います。
基本的には本当に固定費案件で
マネタイズされている方がほとんどです。

《女性美容系アカウントの攻略》
では僕が、
これから女性美容ジャンルの
運用をするとしたら
どのような発信をしていくのか??
〈ひよのアカウント戦略〉
1.韓国コスメアカウント
まず1つは、韓国コスメですね。
若い人の韓国コスメ需要っていうのは
めちゃくちゃ高いんだけど、
そこのインフルエンサーのポジション
っていうのがそこまで多くないイメージです。
なので、韓国コスメを取りに行けば、
一定数はフォロワー数を
伸ばせるんじゃないかなと思います。
プラスアルファで顔出しできるのであれば、
さらに強いかなっていうイメージです。
なので、
ジャンルで攻めるんだったら、
まず韓国コスメです。
ただこれは、若い人に限るかなとは思います。
2.顔出し垢抜けアカウント
もしくは今、100日後企画を実施している
はるのさんていう方がいますが、
はるのさんもフォロー数を伸ばしています。
彼女のアカウントは、
【地味顔から抜ける】みたいな
物語性のあるアカウント。
この辺もできるのであればやった方がいいかな
とは思います。
自分の武器が何なのか?
っていうところはもちろんありますが、
もし顔出しをしてさらけ出せる方に関しては、
はるのさんのような見せ方ができると
結構強いのかなっていうイメージですね。
3.アイテム特化アカウント
スキンケア商品って
無限にあると思うんですけど、
その中で、例えば化粧水に特化する
感じで発信していくパターン。
それを紹介すれば紹介するだけ、
勝手に権威性がついていきます。
そうすると、勝手にバズりやすく
なってくるかなと思います。
4.悩み別特化アカウント
メンズ美容系アカウントの回でも
お話したんですが、
悩み別に分けちゃうのが
1番強い気がしています。
- ニキビ
- アトピー
など。
もしこういったとことで
過去に悩んだことがあるのであれば、
めちゃくちゃ強いと思います。
むしろ、今から参入するんだったら
悩み別でジャンル分けしていった方がいい!
ただ、乾燥肌とかだとちょっと難しいけど、
結構悩みが深い、ニキビやアトピーなどに
特化した発信はめちゃくちゃ強いです。
悩みに特化したアカウントでは
スキンケア系の商品も
もちろん売れるようになります。
プラスアルファで、
自分の商品を作りやすいという
メリットがあります。
これは、大学の先生と
同じマネタイズ方法が
使えるんじゃないかと思っています。
大学の先生って、
授業料で収益を得ているのはもちろん、
自分の講義で自作の教科書を販売して
そこで収益を得ているという仕組みがあります。
悩み別の特化アカウントだと
これと同じマネタイズが出来るので
強いかなって思っています。
例えばニキビ特化のアカウントなら、
ニキビを改善するための
オンラインパーソナル講座です。
- 毎日の食事管理
- スキンケア
- 睡眠時間
- 生活リズム
といったあらゆる視点から
全てにおいて講座生に合うものを
見つけてあげて、指導していく。
また、自分でニキビ専用の美容液や
化粧水などの商品も作っておいて
講座生に使ってもらいます。
もちろん、
病院やクリニックに行って
治療してもらうっていうのも大事。
だけど結局は、
毎日の睡眠や食事が大事になってくるので
そこを徹底的に管理しますよ!
っていう講座を作るといいですね。
現状、美容系のマネタイズ方法の
メインは固定費案件です。
最近では企業も
美容系アカウントの運用に参入してきています。
これからフォロー数を4、5万人と伸ばしても
企業にめちゃくちゃ外注使って固定費案件を
受けまくる、みたいな動きをされたら
もう個人では勝てません。
あとは優位性をどれだけ出せるか??
顔出ししない美容系のアカウントは
これからどんどん淘汰されていって、
最終的に残るのは優位性が出せる
顔出ししているアカウントです。
そうなったときに、
顔出しなしの美容系アカウントで
伸ばすのってかなりしんどいですよね?
だから、顔出しをしないのであれば
悩みに超特化して発信していく。
顔出ししなくてもいいから、
自分の過去の写真なんかがもしあるのであれば、
それを使って信頼をつけていく、
みたいなイメージかなと思います。
5.企業としての運用
個人ではなく、シンプルに企業としてSNSを
やりたいんだったら、
間違いなく美容系が強いので、
美容系のアカウントを顔出しなしで、
やるといいと思います。
ドンキとかでたくさん美容商品を買ってきて
ただレビューするだけでも
かなりバズりやすいので、
そういう運用の仕方がいいと思います。

〈マネタイズ方法〉
マネタイズの方法は、
どこを目的とするによって
結構動き方が変わってくるのかな
と思っています。
1.お金が欲しい人向け
ある程度キャッシュが欲しい、お金が欲しい!
みたいな感じの方であれば、
固定費案件に関しては全部テンプレ化して、
自分がもう顔出ししなくても、
ある程度作れる状態にしておく。
自分が動画さえ撮ってしまえば
編集者の人たちに外注できる状態の
テンプレ化をしておくみたいなイメージですね。
固定費案件は結構回ってくると思うので
自分の工数を減らせるようにしておくことが
大事かなと思います。
2.韓国系の美容アカウント
韓国系の美容で発信するのであれば、
自分自身が韓国に行って、美容整形とか
美容治療を絶対していくと思います。
そこで韓国のクリニックに営業をかけて、
売り上げバックの案件を作っていきます。
悩みに特化したアカウントであれば、
特化したものの講座からの商品を作って、
それを講座生に販売して
マネタイズしていくパターンです。
3.スーパーインフルエンサー
本当にスーパーインフルエンサーに
なりたいのであれば、
それも1つの手かなと思うんですけど
それはおそらくInstagramだけだと
正直厳しいです。
YouTubeを使ったりだとか、
長尺の媒体に行かないといけないと思います。
《まとめ》
現状、
固定費案件でマネタイズされてる方が
多いと思うんですけれども、
これからやっていくのであれば、
- クリニックと提携を組む
- 特化アカウントを運用→悩みをサポート
大きくこの2つがいいかなと思います。
つまり、
- 固定費案件
- 自社商品
です。

有形の自社商品を作るのは相当厳しいので、
一旦無形の商品である程度の安定した
キャッシュフローっていうのを整えましょう。
その後で、有形商品を作っていったり、
大学の先生方式で有形商材が勝手に仕組みで
売れるっていう状態を作っていくかなと思います。
ぜひ参考にしてみてください。