本日は、
あなたのショート動画はなぜバズらないのか?
というお話です。
《バズるショート動画とは?》
そもそもバズるショート動画って一体なんでしょう?
SNSの運用・発信をしていると、
- バズらせられる人
- バズらせられない人
というのが存在しますよね。
両者の違いって一体なんだと思いますか?
これは、自分のやりたいことや見せたいことと、
世の中の需要を上手にすり合わせることが
できているかできなていないかの違いです。
世の中の需要とは、
つまり世の中の人が求めていることや知りたがっていることです。
自分のやりたいことや見せたいことと
世の中の需要とをすり合わせていく感覚は
何度も投稿していくうちに
ある程度掴めてくるのですが
運用初期の段階では難しいものです。
自分のやりたいことや見せたいってことを
めちゃくちゃ優先してしまった結果、
バズらない趣味投稿のような動画が生み出されてしまうわけです。
運用初期の段階で、
「既にバズっている人の投稿を参考にして作りましょう!」
と言われるのはこの感覚を正しく身につけるためです。
ただ真似をするのではなく、
投稿がバズっている=世の中の需要を上手にすり合わせることができている人たちを
参考にすることで、自分自身の投稿もより良いものにしていきましょう。
これは、バズるショート動画を作る上で
必ず知っておいた方がいいので意識してもらいたいなと思います。
《バズらないショート動画とは?》
では、バズらないショート動画とは
具体的にどういったものでしょうか?
今回この話をしようと思ったのは サロン生の添削がきっかけでした。
・バズらないショート動画の構成
サロン生が投稿した動画は、
これだと、絶対バズらないな!と思う構成でした。
◆こちらを参照⇩
あまりにも自分のやりたいことや
見せたい情報を載せすぎてしまっています。
世の中の人たちが求めてることとは
絶対違うだろうなと感じませんか?
そのまま投稿した結果、
全然再生数が回っていませんでした。
・バズらないショート動画になってしまうワケ
運用初期の段階では、
- 差別化が大事
- 自分の色を出していかないといけない
などと言われ、自分の色が強い投稿をしがちです。
結果的にそれが、世の中の需要から
外れてしまっている原因になっているんですね。
そこで今回は、
バズるショート動画を作り出すための方法を詳しく解説していきたいと思います!
サロン生の動画を元に
【パーソナルカラー】を例にしてお話していきます。
《ユーザー目線をリサーチする》
・ユーザー目線を知る
- 自分が載せたいこと
- 世の中の需要
このふたつをすり合わせるには、
どうすれば良いのか?
まずは、世の中の需要を知る必要があります。
動画を投稿したいと思ったときに
そのまま自分の思い描いてる通りに
ショート動画を作ったとしても、
おそらくバズりません。
それは、、、
ユーザー目線をちゃんと理解していないからです。
ユーザー目線こそ、世の中の需要なのです。
ショート動画を作る前に一旦、ユーザー目線をリサーチしましょう。
・リサーチ方法
どんな風にリサーチすればいいのか?
今回は2つのリサーチ方法を紹介します。
【方法1】TikTokやInstagramを見ること
超簡単なリサーチ方法です!
僕的にはInstagramより
TikTokの方が見やすいし、
コンテンツの質が高いと思うのでおすすめです。
実際にTikTokで検索機能を使って
- バズってる動画はどんな動画か?
- どんな内容を投稿しているのか?
1度確認しましょう。
〔TikTokでの検索方法〕
1.検索画面で右上の【・・・】を押す。
2.フィルターをタップ。
3.フィルターの詳細を設定して検索。
〔詳細設定〕
・関連度:【いいねの数】をタップ
・期間:なるべく最新のものをタップ
Instagramでは、ハッシュタグで
検索をかけることが一般的ですが、
TikTokの場合はハッシュタグがなくても
動画内のキーワードを拾ってくれます。
つまり実際に
【パーソナルカラー】で検索した時、
ハッシュタグをつけていない
ショート動画でもヒットするので、
TikTokの方がおすすめなのです。
【パーソナルカラー】で検索してみた!
TikTok上において【パーソナルカラー】で
バズっているショート動画とはどういったものでしょうか?
実際に検索をかけてみるとその多くが、
演者の人が顔を出して
実際に布を当ててもらい
「この色は顔の色がくすんで見えますね!」
「こっちの色はめちゃくちゃ似合ってますね!」
などと診断してもらっている動画でした。
視聴者も、
「 確かにこの人の顔色だったらこれは似合ってるな〜!」
と、動画を見ながら
演者と同じような感覚になれる。
パーソナルカラー診断の
ユーザー体験ができるんですね。
このようなコンテンツが
めちゃくちゃ多くバズっていました!
◆バズっているコンテンツ⇩
@____n.nakk 今まで嘘ついてスミマセンでした😂🫶🏻 #パーソナルカラー診断 #イエべ秋 #ブルベ夏 #イエベ春 #美容 ♬ オリジナル楽曲 - なおざきななこ
@_rreonaa_ このエフェクト面白い〜〜#パーソナルカラー診断 #パーソナルカラー#スプリング#オータム#サマー#ウィンター#おすすめ#美容#バズれ ♬ Deep Coughing - Maître djolito
@taichi_saitou.of ブルベ夏がカメラの影響でくすんで見えちゃってます😖😖 #パーソナルカラー診断 #パーソナルカラー #ブルベ髪色 #イエベ髪色 #ブリーチなし ♬ ファジーネーブル - Conton Candy
ここで1つの仮説が立てられます。
バズっているショート動画の共通点は、
【視聴者がユーザー体験できるかどうか】
実際に自分がパーソナルカラー診断に
行ったような体験ができる目線で
作られている動画がバズりやすいということがわかりますよね。
つまり、こういう要素を入れていけば
世の中の人たちが求めていることと
自分がパーソナルカラーを
載せたいっていうことが
すり合わさるんじゃないか?
っていうことがわかってきました!
ですが、リサーチをする時に
ここで終わってはいけません!!
次に、
バズっていない動画はどういうものか?
というのもしっかり見てほしいんですよね。
今回の【パーソナルカラー】の場合で言うと、
バズっていない動画はルーティン系でした。
サロン生の動画もこのような構成でしたね。
ユーザー目線がなく、
ユーザー体験が得られる箇所がありません。
結果だけを先に伝えてしまっているパターンの動画構成です。
こういった投稿は
ほとんどバズっていませんでした。
ということは、、
やはり先ほどの仮説
【ユーザー体験ができるかどうか】
がある程度、世の中の人たちが求めてることなんだということがわかります。
仮説が正しかったというわけです!
ここまでリサーチできると、
自分の動画にも、ユーザー体験ができるシーン
を用意しよう!となりますよね?
その結果、バズる投稿を作り出すことができるようになるのです!
- バズっているショート動画の要素
- バズっていないショート動画の要素
をしっかりとリサーチしていきましょう!
【方法2】X(旧Twitter)を見ること
基本はTikTokやInstagramを見るのと同じです。
検索機能を使って【パーソナルカラー】を検索しましょう。
Xでバズっていた投稿は、
パーソナルカラーを取り入れたことによって
投稿者がどれだけあか抜けたのかが
はっきりと分かるようなものでした。
ビフォーアフターを視覚的に表現したものです。
その他には
- おすすめのクリニック
- 具体的なアイテムの提示
などが多くバスっていました。
Xはショート動画に比べて
情報量が少ないため、細かいところを
しっかり切り抜いていくことが大切です。
Xのいいところは、
ユーザーのリアルな声が
簡単に手に入るところです。
【パーソナルカラー】を検索した時に、
バズってるショート動画ももちろん出てきますが、
- コメント
- 引用リツイート
こちらもチェックしてみてください。
バズっている投稿に紐付いている
ユーザーのアクションからリアルな声が見えてきます。
Xでユーザーのリアルな声を見つけてみましょう!
コメントにいいねがたくさん付いている
ということは、
世の中の需要があると考えられます。
例えばこのコメント
「参考にする程度ならいいけど、
意識しすぎて自分の好きな色が着れないのは違うよね〜!」
これを世の中の需要と捉えると
動画の最後の着地は、
「パーソナルカラー診断めちゃくちゃおすすめ!」
ではなく
「パーソナルカラーはあくまでも参考にするもの!
1番は自分の好きな色とか
着たい服を着ることが大切だと思うな!」
とするのが効果的と考えられますね。
ユーザーのリアルな声を知ることで
自分の意見や主張と同時に
世の中の需要を取り入れながら
しっかり投稿に価値を載せることが出来ます。
このように、ユーザーのリアルな声を
発見しやすいのがXでのリサーチの強みです。
《リサーチ結果をまとめる》
ここまでリサーチができると、
なんとなくバズるショート動画の
構成の流れができますよね。
(例)パーソナルカラーのバズる動画構成
1.パーソナルカラー診断へ行く!
「診断をしに行ってきます!」
2.診断している様子
「この色はめちゃくちゃに合ってる!」
3.診断結果
「イエベ春でした!」
4.プラスアルファの情報
「ここのクリニックがおすすめ!」
「このカラーにはこのコスメがおすすめ!」
このような感じになります。
他のテーマでショート動画を作る時にも
この構成に当てはめて考えてみましょう!
《まとめ》
・バズるショート動画を作るには・・・
こんな感じで、
ショート動画を作ろうとしたときに、
自分が載せたい内容に対して
すぐにサクッと動画を作っていくのではなく、
TikTokやInstagramでバズっている動画・バスっていない動画のリサーチをしてください。
その後にXでのリサーチです。
Xを使って、プラスアルファで盛り込める情報はないか?
ユーザーのリアルな声を検索から深掘りして、
プラス出来る要素を見つけましょう。
その要素も取り入れて動画の構成を考えていけばOKです!
この動画作成前のリサーチをやっていない人は、
基本的にバズっていません。
逆にしっかりできている人は、
バズらなかったとしても安定した再生数を取れています。
ですので、ここは必ずやってほしいポイントになります。
これが自分の載せたいことや見せたいことと世の中の需要を
しっかりすり合わせるためのリサーチ方法です。

《バズる企画はどうやって生み出す?》
最後に、、、
ショート動画のバズらせ方はわかったけど、
バズるネタや企画はどうやって考えればいいの?
そもそも企画がわからない!
どんな動画を載せたらいいかわからない!
という初心者の方へ、ネタや企画の見つけ方を1つ紹介します!
・年間カレンダーを作ろう
結論、年間カレンダーを作ってください!!
季節や時期によって、
- バズりやすいショート動画
- バズりにくいショート動画
というのが必ず存在しています。
【年明け】
- 初売り
- おすすめの福袋
【春】
- 花粉対策
【夏】
- 汗対策
- 匂い対策
【クリスマス前】
- クリスマスプレゼント
【年末】
- 1年間のまとめ
- 今年買ってよかったもの
この辺りは、めちゃくちゃバズるネタとして
誰でも必ずある程度の再生数は回ると思います。
要は、世の中の需要がそのイベントや季節に既にある状態から、
自分がその需要に合わせていくといった感じ。
1年間、いろんなイベントがありますよね?
発信ジャンルによっても変わってきますが、
毎年決まって起こる事柄を年間カレンダーにまとめておくと、
バズる企画を生み出しやすくなるのかなと思います!
このイベントや季節に合わせて投稿を作っていくっていうのが、
絶対に外さないショート動画を生み出すポイントになります!!